マスクのJIS規格が制定されました!

厚生労働省は、6月16日にマスクに関する日本産業規格(JIS)を制定し公表しました。

新型コロナウィルス(COVID-19)感染が続き、マスク需要が急増。今までマスク市場では公的な規格・基準は整備されていなかったため、試験方法の標準化を図り、一定の性能要件以上のマスクを国内で流通させる観点から、JISが制定されました。

 

新しいマスクの基準

1)感染対策医療用マスク
2)医療用マスク
3)一般用マスク(市販の不織布マスク等)
4)その他のマスク(布マスク等)

 

通常の生活で使う、一般用マスクの性能要件

少なくとも1つの機能項目を満たし、安全・衛生項目を満たすこと。

機能項目
1) PFE(微粒子捕集効率) ≧ 95%
2) VFE(ウイルス捕集効率) ≧ 95%
3) BFE(バクテリア飛沫捕集効率) ≧ 95%
4) 花粉捕集効率試験  ≧ 95%

安全・衛生
① 通気性に関する試験  < 60%
② 遊離ホルムアルデヒド  ≦ 75%
③ アゾ化合物(着色の場合) ≦ 30%
④ 蛍光  ⇒ 認めず

 

今後は、商品パッケージに以下のような表示(例)が必要となります。
引用元:(一社)日本衛生材料工業連合会  全国マスク工業会

実際に大手スーパーに並んでいるマスクパッケージを見ると、表記の仕方はいろいろ。大手メーカー以外は、まだ記載のない商品も見られます。「少なくとも1つの機能項目を満たすこと」となっているため、重視する項目がクリアしているか、今後の商品選びは適合判定を参考にすることをお勧めいたします。

 

不織布マスクをPFE(微粒子捕集効率)検査装置で検証。

実際に市販の不織布マスク数種類を検証してみました。
日本国産製でも規格値95%クリアしている商品、まだしていない商品ありますので、パッケージ表記チェックは重要です。

《参考》海外製の不織布マスクでも検証してみました。
・海外製の医療用3層サージカルマスク 捕集効率72.8%
・海外製の医療用4層サージカルマスク 捕集効率82.4%

今回の検証は、新潟県工業技術総合研究所にて実施。

 

弊社のインナーマスクと一緒に検証してみました。

 

 

不織布マスクをご使用時、弊社のインナーマスクをお勧めするポイント

①一般用マスクの性能要件である捕集効率をよりアップ

呼吸により銅繊維生地を通過・接触する際にウィルスや細菌等をブロック&除菌。帯電半減期の検証試験で効果確認済み

③銅による高い消臭効果により、口臭の気になる方にも安心。ニオイ成分で代表的なイソ吉草酸等での消臭効果試験も検証済。

④銅繊維生地を使うことによりムレを防ぎ、適度な保湿により、ニキビのアクネ菌の除菌により肌荒れ予防効果が見込める。


インナーマスクをご利用の方、不織布マスクで併用する場合はJIS基準クリアしたマスクで併用することをお勧めいたします。